医療脱毛機には『熱破壊式』と『蓄熱式』という2種類の脱毛方式があり、効果の現れ方や痛みの感じ方に違いがあります。また、相性の良い毛質や施術可能な肌質などにも違いがあります。
最終的な効果は大きく変わりませんが、医療脱毛を始める際は、熱破壊式と蓄熱式の違いを把握しておくことが大切!
当記事では、熱破壊式と蓄熱式の違いやメリット・デメリット、それぞれがどんな人におすすめなのかを解説しています。
自分の希望に合う脱毛機で脱毛を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

著者

株式会社EXIDEA
Webディレクター
山口 かれん(Karen Yamaguchi)
- 記事内の金額はすべて税込表記です。
- 監修者は「医療脱毛の基礎知識」や「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載しているサービスは監修者が選定したものではありません。HonNe編集部が独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
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目次
熱破壊式と蓄熱式の違いとは?2つの脱毛方式の違いを徹底解説
医療脱毛経験者300名を対象にアンケート調査をおこなった結果、クリニックを選ぶにあたって「65%の方が脱毛機の種類を重視している」という事実が判明!

さらに、脱毛機の種類を重視している方のうち「59%の方が熱破壊式と蓄熱式の両方を完備しているクリニックを選ぶ」」ということが分かりました。

調査機関 | 株式会社ディーアンドエム(※) |
---|---|
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査対象 | ・医療脱毛で全身脱毛を経験したことがある ・18歳~50歳の女性が対象 |
調査対象人数 | 1622名 |
有効回答数 | 300名 |
調査実施期間 | 2023年10月 |
- 株式会社ディーアンドエムは、2024年1月に株式会社ドゥ・ハウスと合併し、株式会社エクスクリエへと社名変更しました。
ひとくちに『医療脱毛』と言っても、クリニックが導入している脱毛機によって、効果の現れ方や相性の良い毛質・肌質、痛みの感じ方などに違いが生じます。
単純に料金や通いやすさだけを比較するのではなく、 脱毛機の違いに関する知識もつけた上でクリニックを選ぶことが大切です。
脱毛機の違いを理解するうえで大切なのは、『熱破壊式』『蓄熱式』という2種類の脱毛方式(照射方法)があるということ。

熱破壊式と蓄熱式には、主に3つの違いがあります。
脱毛の仕組みの違い
熱破壊式と蓄熱式は脱毛のメカニズムに違いがあり、レーザーを照射するターゲットも異なります。
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
---|---|---|
特徴 | ![]() |
![]() |
熱破壊式は、『発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)』をターゲットに高出力のレーザーを1ショット照射し、破壊する仕組みです。
一方、蓄熱式は、低出力のレーザーを連射して十分な熱を溜め込むことで、『発毛司令組織(バルジ領域)』を破壊します。
熱破壊式と蓄熱式は、それぞれ発毛組織・発毛司令組織を破壊して毛が作られなくなるという仕組みから、永久脱毛が可能です。
また、熱破壊式と蓄熱式で最終的に実感できる脱毛効果に違いはない、と言われています。
永久脱毛の定義
FDA(アメリカ食品医薬品局)によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。
また、AEA(米国電気脱毛協会)によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。
- FDA…米国の政府機関で「保健・福祉省」に属する
※AEA…1958年に設立されたアメリカ最大の電気脱毛士団体
痛みの感じ方の違い
熱破壊式と蓄熱式は、痛みの感じ方にも違いが生じます。
熱破壊式 | 蓄熱式 | |
---|---|---|
レーザーの 照射方法 |
高出力のレーザーを 1ショットで照射 |
低出力のレーザーを 連続照射 |
痛みの強さ | 痛みが強い | 痛みは少ない |
痛みの感じ方 | 輪ゴムで弾くような痛み | じんわり温かく感じる ピリピリとした痛み |
熱破壊式は高出力のレーザーを一度に照射するため、施術時に輪ゴムで弾くような痛みが生じます。 特にVIOは皮膚が薄く神経も集中しており、他の部位より痛いと感じる方が多い傾向があります。
一方、蓄熱式は低出力のレーザーを往復して連射するため、熱破壊式と比較して痛みを感じにくいです。
ほとんどの部位はじんわりと温かさを感じる程度で、VIOのような敏感な部位でもピリッとした痛みを感じる程度で済むことが多いです。

POINT
三級脱毛士|山口かれん
医療脱毛は痛みの対処が可能!
「熱破壊式が良いけど痛みが心配」という方は、クリニックに相談すれば、出力を調整してもらったり麻酔を使えます。
麻酔は塗るタイプの麻酔クリームが多く、稀に笑気麻酔が使えるクリニックもあります。
効果の現れ方の違い
最終的な脱毛効果は大きく変わりませんが、熱破壊式と蓄熱式には施術後の効果の現れ方にも違いが生じます。

熱破壊式 | 蓄熱式 | |
---|---|---|
毛の抜け方 | ポロポロと取れるように抜け落ち、「脱毛できている!」と実感しやすい | 気づいたら毛が抜けていた、と感じることが多い |
抜け落ちる期間 | 施術後1週間~2週間前後で抜け始める | 施術後3週間~4週間前後で抜け始める |
発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)を破壊する熱破壊式で施術をおこなうと、『ポップアップ現象』が起こります。
ポップアップ現象とは、発毛組織を破壊した結果、毛穴の中で毛がちぎれて抜け落ちる現象のこと。 ポロポロと取れるように毛が抜け落ちるため、熱破壊式は目に見えて効果を実感しやすいです。
一方、蓄熱式は「毛を生やせ」と司令する発毛司令組織(バルジ領域)を破壊する照射方式。 熱破壊式と違い、ポップアップ現象が起こりません。
蓄熱式は次に生える予定だった体毛が生えてこなくなったり、いつの間にか自己処理の頻度が減ったり、「気がついたら抜けていた」と効果を感じることが多いです。
熱破壊式の方が目に見えて効果を感じられますが、最終的な効果は、熱破壊式と蓄熱式で大きく変わらないと言われています。
熱破壊式と蓄熱式で最終的な効果に大きな違いはない

ここまで、熱破壊式と蓄熱式のメカニズムや、痛みの感じ方、効果の現れ方に関する違いを紹介しました。しかし、脱毛を始める上でもっとも気になるのは、最終的に実感できる効果でしょう。
熱破壊式と蓄熱式はメカニズムや痛みの感じ方などに違いはありますが、理論上は最終的な脱毛効果に大きな違いはない、と言われています。
熱破壊式と蓄熱式で脱毛効果は変わりません。1回あたりの照射でも減る毛の量は同じです。
引用:恵比寿ブライトスキンクリニック「熱破壊式と蓄熱式って何が違うの?」
「蓄熱式は効果がない」という口コミがある理由
医療脱毛を検討するなかで、「蓄熱式は効果がない」「熱破壊式の方が効果が高い」という口コミをSNSやWEBで見かけたことがあるかもしれません。 しかし実際のところ、「熱破壊式と蓄熱式で効果に大きな違いはない」と言われています。
ではなぜ「蓄熱式は効果がない」という口コミがあるのでしょうか。その理由は、「蓄熱式は目に見える効果を実感しづらいため」「蓄熱式は歴史が浅い脱毛方式であるため」という2点が考えられます。
「蓄熱式は効果がない」という口コミがある理由~実際は熱破壊式・蓄熱式の効果に違いはない
①蓄熱式は目に見える効果を感じづらいため ポップアップ現象によりポロポロと毛が抜け落ちる熱破壊式と違い、蓄熱式は「気がついたら毛が抜け落ちている」というもの。
変化が目に見えづらく、効果が現れる時期も蓄熱式の方が遅いため不安に感じる方がいるようです。
②蓄熱式は歴史が浅い脱毛方式であるため発毛組織を破壊する従来の照射方式である熱破壊式と比較して、発毛司令組織(バルジ領域)を破壊する蓄熱式は歴史が浅いです。施術から10年後、20年後と長期間経過したあとの症例がまだないため、効果を疑問視する方がいるようです。
とはいえ、「本当に蓄熱式で効果を実感できるのか心配」という方は、厚生労働省の薬事承認を取得している蓄熱式脱毛機で施術を受けるのがおすすめ。
薬事承認を取得しているということは、国から有効性や安全性が認められている、ということです。
後ほど詳しく紹介しますが、ウィルビークリニックやリゼクリニック、フレイアクリニックで薬事承認を取得している蓄熱式脱毛機を採用しています。
熱破壊式脱毛のメリット・デメリット

熱破壊式と蓄熱式の最終的な効果に大きな違いはありませんが、「痛みの感じ方や効果の現れ方には違いがある」と本記事の前半で解説しました。
ここからは熱破壊式と蓄熱式の違いを踏まえて、それぞれの特徴をメリット・デメリット形式で解説します。まず、熱破壊式のメリット・デメリットは次のとおりです。
熱破壊式のメリット
熱破壊式のデメリット
熱破壊式のメリット①すぐ毛が抜けるため効果を実感しやすい
熱破壊式は発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)を破壊する照射方式。 熱破壊式でレーザーを照射するとポップアップ現象が起き、毛穴の中で毛がちぎれた状態になります。
施術後1~2週間程度でポロポロと取れるように毛が抜け落ちるため、熱破壊式は「目に見えて変化を実感できる」というメリットがあります。
熱破壊式のメリット②濃い毛や太い毛と相性が良い
熱破壊式はメラニン色素(毛の黒い色素)に強く反応します。そのため、熱破壊式は濃い毛や太い毛と相性が良いと言われています。
VIOやワキなどしっかりした毛が生えている部位には、熱破壊式がおすすめ!
初めて脱毛の施術を受ける方で、しっかりした毛が多い場合にも熱破壊式がおすすめです。
熱破壊式のデメリット①痛みを感じやすい傾向がある
熱破壊式は高出力のレーザーを1ショットで照射するため、施術時に痛みを感じやすい傾向があります。 特にVIOは毛が太く濃いためレーザーが反応しやすく、神経も集中しており痛みが強い箇所。
熱破壊式の痛みが心配な場合は、クリニックの医師に相談の上、麻酔クリームを使用したりレーザーの出力を弱めてもらうなどの対応が可能です。

POINT
三級脱毛士|山口かれん
熱破壊式・蓄熱式どちらも導入しているクリニックもおすすめ
「VIOを脱毛したいから濃く太い毛に効く熱破壊式が良いけど痛いのは嫌」という方は、熱破壊式と蓄熱式の両方を導入しているクリニックがおすすめです。医師に相談し、適切な機器を選定してもらいましょう。
熱破壊式のデメリット②肌の色によっては施術不可のことも
熱破壊式はメラニン色素(毛の黒い色素)に強く反応します。
濃く太い毛と相性が良いというメリットがある反面、日焼け肌・色黒肌の方や色素沈着の箇所は、火傷など皮膚トラブルにつながるおそれも。
熱破壊式は肌の色によって施術が不可能な場合があるため、不安がある場合は、無料カウンセリングなどでクリニックに相談しましょう。
熱破壊式の脱毛機がおすすめな人
メリット・デメリットを踏まえると、熱破壊式は以下のような方におすすめです。
熱破壊式はこんな人におすすめ
- 脱毛が初めてで、しっかりした毛が多い方
- 施術時の痛みが我慢できる方
- 日焼け肌・色黒肌でない方
- 希望の脱毛部位が色素沈着していない方
蓄熱式脱毛のメリット・デメリット

続いて、蓄熱式のメリット・デメリットを解説します。
蓄熱式のデメリット
蓄熱式のメリット①施術時の痛みが比較的少ない
蓄熱式は低出力のレーザーを連続照射し、十分な熱を溜め込むことで発毛司令組織を破壊します。
高出力のレーザーを1ショットで照射する熱破壊式と違い、蓄熱式は施術時の痛みを抑えることができます。
施術時の痛みが心配な方は、蓄熱式がおすすめです。
蓄熱式のメリット②日焼け肌・色黒肌の方も施術できる可能性が高い
熱破壊式はメラニン色素に強く反応し発毛組織を破壊する仕組み。 肌の色が黒い方や色素沈着の箇所は、皮膚トラブルのリスクを避けるため、施術不可能な場合が多いです。
一方、蓄熱式はメラニン色素に強く影響されにくいため、肌の色に関係なく施術できる可能性が高いです。
日焼け肌・色黒肌の方は、蓄熱式脱毛機を採用しているクリニックへ相談に行きましょう。
蓄熱式のメリット③産毛にも効果が期待できる
メラニン色素に強く反応する熱破壊式と比べて、蓄熱式は産毛にも高い効果が期待できます。
蓄熱式は低出力のレーザーを往復照射し、発毛組織に十分な熱を溜め込むことで破壊する仕組み。
そのため、蓄熱式ならメラニン色素の薄い産毛や細い毛にも効くと言われています。

POINT
三級脱毛士|山口かれん
クリニック選びのPOINT
蓄熱式の場合、しっかり往復照射し十分な熱を肌に溜め込む必要があります。蓄熱式の施術時間が極端に短いクリニックでは、十分な熱を溜め込む時間がなく、 本来の効果が期待できない可能性があるので注意しましょう。
蓄熱式のデメリット①効果の実感に時間がかかる
蓄熱式は毛が減ったと実感するまでに、施術から3~4週間前後の期間がかかると言われています。 施術後1~2週間程度で毛が抜け落ちる熱破壊式と比べると、蓄熱式は効果が現れるのがゆっくりです。
早く効果を実感したい方にとってはデメリットと言えるでしょう。
蓄熱式のデメリット②濃い毛は熱破壊式の方が効くと言われる
薄い毛や細い毛には蓄熱式の方が高い効果を期待できる一方、濃く太い毛にはメラニン色素に強く反応する熱破壊式の方が効くと言われています。ただし、VIOのように敏感な部位は、痛みを抑えられる蓄熱式の方が合っていると考える方もいるでしょう。
VIOなど毛の濃い部位の効果と痛みの少なさ、どっちを優先すべきか判断が難しい方は、熱破壊式と蓄熱式の両方を採用しているクリニックを選びましょう。
肌質や毛質を見ながら、医師がどちらが適切か判断してくれます。
蓄熱式のデメリット③施術時にジェルを塗布する
蓄熱式は、機器の先端部分を皮膚の上でクルクルと滑らせながら往復して連射します。 レーザーで熱を帯びた皮膚を冷却するため、そして皮膚トラブルの抑制のため施術時にジェルを塗布します。
蓄熱式でジェルを塗布する際、冷たいと感じたり、施術後にベタつきが若干残る可能性があるため、人によってはデメリットと感じるでしょう。
- 熱破壊式はレーザーと同時に冷却ガスを照射するなど、機械に冷却装置が搭載されているものが多いです。
蓄熱式の脱毛機がおすすめな人
メリット・デメリットを踏まえて、蓄熱式は以下のような方におすすめです。
蓄熱式はこんな人におすすめ
- 痛みが少ないほうが良い方
- 日焼け肌・色黒肌の方
- 色素沈着している方
- 産毛も脱毛したい方
- 効果を実感できるのに時間がかかっても気にしない方(最終的に大きな違いはない)
脱毛機にはレーザーの種類による違いもある
脱毛機には熱破壊式・蓄熱式の違いのほか、レーザーの種類による違いも存在します。
医療脱毛で使われているレーザーは、アレキサンドライト・ダイオード・ヤグの3種類。レーザーの波長の長さやメラニンの吸収率の違いによって、得意な毛質や対応可能な肌質が異なります。熱破壊式と蓄熱式の違いと合わせて、クリニック選びの参考にしてください。

一般的に1種類のみのレーザーを搭載している脱毛機が多いですが、なかには2~3種類と複数のレーザーを搭載している機器もあります。
複数のレーザーを搭載している脱毛機の場合、1台で幅広い毛質に高い効果を期待できることが特徴。
全身脱毛など様々な太さの毛が混在している部位を脱毛したい方は、複数のレーザーを搭載している脱毛機がおすすめです!
それでは、各レーザーの特徴を解説します。
アレキサンドライトレーザー~ヒゲやVIOに効果的
アレキサンドライトレーザーは波長が755nmともっとも短いため、メラニン色素(毛の黒い色素)に反応しやすいです。
太い毛や濃い毛と相性が良いため、ヒゲやVIO・ワキなどの脱毛を希望する方や、脱毛が初めてでムダ毛が目立つ方におすすめです。
メラニンの吸収率が高く火傷のリスクに繋がるため、日焼け肌や色黒肌の方は施術できません。
ダイオードレーザー~産毛にも効果が期待でき、色黒肌も施術可能
ダイオードレーザーは波長の長さが3種類のレーザーのうち中間に位置します。
そのため、産毛から太い毛・濃い毛までバランス良く効果を期待できるレーザー。
照射時の刺激が少なく痛みを感じにくいため、敏感肌やアトピー肌の方も施術可能な場合があります。日焼け肌や色黒肌の方にもおすすめです。
ヤグレーザー~根深い毛と相性が良い
ヤグレーザーは3種類のレーザーのなかで波長の長さが一番長いです。そのため、VIOや男性のヒゲなど根深い毛までしっかりとレーザーが到達します。
また、メラニン色素の影響を受けにくいため、日焼け肌や色黒肌の方への施術が可能です。
ただし、ヤグレーザーは波長が長いぶん、照射時に強い痛みを感じやすいというデメリットがあります。
熱破壊式と蓄熱式両方使えるおすすめ医療脱毛クリニック
ここまで、熱破壊式と蓄熱式それぞれの特徴を解説しました。
しかし、「熱破壊式の方が効きそうだけど、痛いのは嫌」「蓄熱式が良いけど、ジェルが冷たくないか心配」など、 どっちが良いか最終判断が難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
痛みの強さやジェルの感覚は、文章だけではよく分からないもの。 そんな方には、適切な選択ができるよう、熱破壊式と蓄熱式どちらも使えるクリニックがおすすめです!
冒頭で紹介したとおり、実際に医療脱毛経験者300名に調査を実施したところ、「59%の方が熱破壊式と蓄熱式の両方を完備しているクリニックを選ぶ」と回答しています。

ここからは、当編集部が実際に施術を経験したうえで、本当におすすめだと感じた『熱破壊式と蓄熱式どちらも使えるおすすめクリニック』を紹介します。
レーザーの種類を踏まえた脱毛機の特徴や、実際に体験したから分かった特徴・おすすめポイントなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【PR】ウィルビークリニック

- 出典:https://willbe-clinic.com/
脱毛部位 | 通常プラン |
---|---|
全身脱毛 | 【キャンペーン】 5回:113,850円 ※通常価格 5回:253,000円 |
全身+VIO脱毛 | 【キャンペーン】 全身5回+VIO6回:193,050円 ※通常価格 全身5回+VIO6回:332,200円 |
全身+VIO+顔脱毛 | 【キャンペーン】 3回:148,500円 6回:247,500円 ※通常価格 3回:330,000円 6回:550,000円 |
追加費用 | 詳細 |
---|---|
麻酔 | 無料(※) |
シェービング代 | 剃り残し無料 |
トラブル時の対応 | 医師が無料で対応 |
キャンセル料 | 前日20時まで無料 |
- セレクト5とヒゲ脱毛の場合は別途2,200円
詳細 | |
---|---|
脱毛機器 | 【蓄熱式/熱破壊式】メディオスターモノリス 【熱破壊式】スプレンダーX 【熱破壊式】エクセルHR |
所要時間 | 全身:約60分~90分 |
院数 | 3院 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
予約方法 | カウンセリング予約:WEB
施術予約:店舗、LINE |
コースの有効期限 | コースによって異なる 無料で期限の延長可能 |
ウィルビークリニックのメリット
- 蓄熱式・熱破壊式の3種類の脱毛機を使い分け
- 複数のレーザーを搭載した脱毛機あり
- すべて薬事承認を取得している脱毛機
- 平日割・乗り換え割・ペア割・学生割あり
ウィルビークリニックのデメリット/p>
- 顔脱毛・VIO脱毛はあるが、細かいパーツ脱毛はない
- 東京都内のみ展開
- セレクト5、ヒゲ脱毛の麻酔利用は有料
ウィルビークリニックは、東京都内の銀座・新宿・立川の各駅から徒歩3分以内と好立地にあります。
脱毛機は、蓄熱式・熱破壊式両モード搭載の『メディオスターモノリス』、 複数のレーザー搭載の熱破壊式脱毛機『スプレンダーX』と『エクセルHR』を完備。すべて厚生労働省の薬事承認を取得しています。
また、脱毛機を使い分けることによって、アレキサンドライト・ダイオード・ヤグの3種類のすべてのレーザーを照射可能!
基本的に医師が 肌質・毛質に合わせて使い分けていますが、患者側で脱毛機を指定することもできます。
初回に3回分の予約が確保できることや、LINEで予約のやり取りができることから、通いやすさもの面でもおすすめのクリニックです。
銀座本院・新宿院は21時まで、立川院は20時まで営業しているのでお仕事帰りに通うこともできます。
期間限定!最大60%OFFキャンペーン

期間限定キャンペーン価格なら、 全身+VIO+顔のパーフェクト脱毛が通常3回330,000円のところ、今なら148,500円で契約できます。
全身脱毛クイックコースは、今なら3回で49,800円!どちらも通常価格より半額以上お得に!
さらに、全メニューが10%OFFの平日割も用意。平日割は 最大5万円OFFの乗り換え割・ペア割・学生割など各種割引と併用できます!
お得なキャンペーンは期間限定なので気になる方はお早めにご予約を!
全身脱毛が最大60%OFF!
リゼクリニック

- 出典:https://www.rizeclinic.com/
脱毛部位 | 通常プラン |
---|---|
全身脱毛 | 5回:64,800円 |
全身+VIO脱毛 | 5回:99,800円 |
全身+顔脱毛 | 5回:99,800円 |
全身+VIO+顔脱毛 | 5回:129,800円 |
追加費用 | 詳細 |
---|---|
麻酔 | 麻酔クリーム:1回 3,300円 笑気麻酔:30分 3,300円 |
シェービング代 | 無料(※1) |
トラブル時の対応 | 医師が無料で対応 |
キャンセル料 | 当日3時間前まで無料(※2) |
- 剃り残しが多い場合、施術時間の短縮or施術を避ける部位が生じる可能性あり
- 上記以降の予約キャンセルはプラン1回分消化
詳細 | |
---|---|
脱毛機器 | 【熱破壊式】ジェントルYAGプロ 【蓄熱式】メディオスターNext Pro 【熱破壊式/蓄熱式(切り替え可)】ラシャ |
所要時間 | 全身+VIO+顔:約90分 |
院数 | 26院 |
営業時間 | 10時~14/15時~20時 (※店舗によって異なる) |
予約方法 | カウンセリング予約:WEB 施術予約:店舗、電話、WEB、メール |
コースの有効期限 | 5年間 (途中解約の返金期限も5年以内) |
リゼクリニックのメリット
- 全身+VIO5回が99,800円!
- 毛質や肌質に合わせ、熱破壊式・蓄熱式を使い分けている
- 薬事承認を取得した脱毛機あり
- 施術の3時間前までキャンセル・予約変更が無料
- プランの有効期限が5年と長い
リゼクリニックのデメリット
- 患者は機器の指定不可
- 麻酔は有料で3,300円かかる
- 予約が取れるのは最大1ヶ月先まで
リゼクリニックの施術体験の様子
リゼクリニック 渋谷井の頭院に体験に行った様子は、下記の動画でご覧いただけます。
(※真ん中の再生ボタンを押すと、画面を切り替えずに再生できます)
- 実際に当編集部がリゼクリニック渋谷井の頭通り院に脱毛施術体験に行った際の写真

リゼクリニックは全国に26院展開している医療脱毛専門クリニック。
熱破壊式・蓄熱式の両方を含む3種類の機器を採用しており、そのうち2種類は厚生労働省の薬事承認を取得済み!
ダイオードレーザーとヤグレーザー搭載の脱毛機を揃えているので、産毛や太い毛から根深い毛まで効率的に施術可能です。
また、リゼクリニックは通いやすい点も魅力的。予約当日の3時間前まで無料で予約キャンセル・変更が可能な他、直近で予約キャンセルがあり枠が空いた場合はアプリで通知してもらえます。
さらに、リゼクリニックは無料オプションが充実! 肌トラブル時の診察・処方薬や予約キャンセル料、シェービング代が全て0円なので、基本的にコース料金以外の追加費用はかかりません(※麻酔のみ有料)。
平日限定で全身脱毛が10%OFF!

リゼクリニックでは、平日限定10%OFFキャンペーンを実施中!
各全身脱毛プランが適用になるため、全身脱毛5回が58,320円、全身+VIO+顔脱毛5回が116,820円で脱毛できます。平日通いたい方はリゼクリニックがお得!
全身脱毛が平日割がお得!
フレイアクリニック

- 出典:https://frey-a.jp/
脱毛部位 | 安心プラン | クイックプラン(60分) |
---|---|---|
全身脱毛 | 5回:148,000円 8回:222,800円 | – |
全身+VIO脱毛 | 5回:217,000円 8回:342,400円 | 5回:69,300円 |
全身+顔脱毛 | 5回:217,000円 8回:342,400円 | - |
全身+VIO+顔脱毛 | 5回:266,000円 8回:442,000円 | 5回:111,100円 |
オプション | 詳細 |
---|---|
麻酔 | 無料(※1) |
シェービング代 | 無料(※2) |
トラブル時の対応 | 医師が無料で対応 |
キャンセル料 | 1営業日前19時まで無料 以降の予約キャンセルは回数消化(※3) |
- 安心プランのみ無料。クイックプランは麻酔料金1部位3,300円
- クイックプランは背面のみ無料、その他の剃り残しは避けて照射
- 安心プランは1回に限り当日の予約キャンセル無料
項目 | 詳細 |
---|---|
脱毛機 | 【蓄熱式/熱破壊式】 メディオスターNext Pro メディオスターモノリス |
所要時間 | 全身+VIO脱毛:1回120分(※1) |
院数 | 19院 |
営業時間 | 平日:12時~21時 土日祝日:11時~20時 |
予約方法 | カウンセリング予約:WEB・電話 施術予約:店舗・電話 |
コースの有効期限 | 5回コースは1年間、8回コースは2年間 |
- クイックプランは、全身脱毛+VIO脱毛1回の施術時間60分
フレイアクリニックのメリット
- 熱破壊式/蓄熱式の切り替えが可能
- すべて薬事承認を取得した脱毛機
- 麻酔代・シェービング代などの追加費用がかからない
- タンポン使用で生理中でも施術可能
フレイアクリニックのデメリット
- クリニックの院数がやや少ないので、人気エリアは予約が集中する
- クイックプランは蓄熱式のみ

30代女性
★★★★4
コース:VIO含む全身脱毛8回・顔脱毛8回
金額:約45万円

上記の満足度を評価した理由を教えてください。
落ち着いていて静かな雰囲気で、スタッフの対応は説明が分かりやすく優しいです。料金は値段が高いと感じましたがネットで調べると全身脱毛なので妥当かなと思いました。脱毛の効果は3回目から毛が伸びなくなり、自己処理は脇や脛など生えやすい所のみの処理となりました。予約の取りやすさは、脱毛後に次回の予約を取るので取りやすく、希望日が選べていいです。
利用して感じたメリットは?
パウダールームなど脱毛後のお出かけも安心です。施術中も優しく声をかけてくれるので痛みに弱い私でも安心して受けられました。販売している化粧品の化粧水は施術後に赤くなった肌に塗ると鎮静します。クリニックにいるお医者さんも的確に塗り薬を出してくれるので安心でした。
利用して感じたデメリットは?
もう少し店舗が増えると嬉しく思います。また、2回目以降のキャンセルが1回分施術がなくなってしまうのがお金の無駄になるので不満に感じました。
- 調査対象:フレイアクリニックの医療脱毛経験者|調査期間:2023年7-8月|調査機関:株式会社クラウドワークス|調査方法:インターネットリサーチ
フレイアクリニックの施術体験の様子
フレイアクリニック 銀座院に体験に行った様子は、下記の動画でご覧いただけます。
(※真ん中の再生ボタンを押すと、画面を切り替えずに再生できます)- 実際に当編集部がフレイアクリニック銀座院に脱毛施術体験に行った際の写真

フレイアクリニックは全国に18院展開している女性専用クリニック。完全個室で施術を受けられるため、「居心地が良い」「リラックスして滞在できる」と口コミで評判です。
蓄熱式/熱破壊式の切り替えが可能な『メディオスター NeXT PRO』『メディオスターモノリス』という2種類の脱毛機を完備しており、
両方とも厚生労働省の薬事承認を取得済み
ダイオードレーザーを搭載している脱毛機なので、産毛から太い毛まで全身をバランス良く脱毛できます。
基本的には蓄熱式で施術を提供していますが、安心プランなら熱破壊式で施術を受けることもできます。
また、コースの有効期間内なら、解約手数料無料で未消化分の料金を全額返金可能!「初めて医療脱毛に通うので不安」という方でもスタートしやすいおすすめのクリニックです。
会員6周年記念キャンペーン

フレイアクリニックでは、初回契約の方限定でおトクに医療脱毛できる『会員6周年記念キャンペーン』を実施中!
クイックプラン、安心プランどちらも全身+VIO+顔脱毛が13万円オフになります。学生なら学割の併用で、さらに15,000円オフに!
キャンペーンは予告なく終了する場合があるので、気になる方はお早めにカウンセリングへ!
全身+VIO+顔脱毛が13万円OFF
まとめ:自分の希望に合う脱毛機を採用しているクリニックを選ぼう
本記事では、熱破壊式と蓄熱式の違いやメリット・デメリットについて解説しました。
最終的な効果に大きな違いはありませんが、毛の抜け方や得意な毛質、施術可能な肌質、痛みの感じ方などに違いが生じます 。
医療脱毛を始める際は、「VIOなど太い毛を脱毛したいから熱破壊式」「痛みを抑えたいから蓄熱式」というように、ご自身の希望に合う脱毛機を採用しているクリニックを選びましょう。
また、熱破壊式と蓄熱式の両方を採用しているクリニックでも、プランによってはどちらか一方でしか施術を受けられないことがあります。 希望の機器を使ってもらえるか、契約前に忘れずカウンセリングで確認しましょう。
よくある質問
最後に、熱破壊式と蓄熱式の違いについてよくある質問を紹介します。
熱破壊式・蓄熱式にはそれぞれどんな機械があるの?
医療脱毛クリニックでよく採用されている熱破壊式・蓄熱式の機械は、それぞれ下記のとおりです。
代表的な熱破壊式脱毛機
種類 | 各脱毛機の 詳細記事 |
レーザー | スポット口径 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ジェントル マックスプロ ![]() |
詳細記事はこちら |
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最大24mm | 産毛から濃い毛まで幅広く対応 冷却装置搭載で痛みを軽減できる |
ジェントルマックス プロプラス ![]() |
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最大26mm | ジェントルシリーズの最新機種 最大照射出力が高く、高い脱毛効果が期待できる |
ジェントルヤグプロ![]() |
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最大24mm | 波長の長いヤグレーザーを搭載 産毛や根深い毛の脱毛におすすめ |
ジェントルレーズプロ![]() |
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最大24mm | VIOや脇など濃い毛と相性が良い レーザーの照射時間を調整できて、毛質に合わせた施術が可能 |
スプレンダーX![]() |
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27mmスクエアスポット | 幅広い毛質・肌質に対応可能な最新機種 |
ラシャ![]() |
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– | 熱破壊式 / 蓄熱式の切り替え可能 |
ラシャトリニティ/ ラシャトリニティプロ ![]() |
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– | 熱破壊式 / 蓄熱式の切り替え可能 |
ライトシェア デュエット ![]() |
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22×35mm | 熱破壊式 |
代表的な蓄熱式脱毛機
種類 | 各脱毛機の 詳細記事 |
レーザー | スポット口径 | 特徴 |
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ソプラノチタニウム![]() |
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最大4cm² |
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ソプラノアイス プラチナム ![]() |
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最大2cm² |
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ラシャトリニティプロ![]() |
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最大2.4cm² |
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ラシャ![]() |
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最大2.4cm² |
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メディオスター モノリス ![]() |
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最大9.98cm² |
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メディオスター Next Pro ![]() |
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最大9.1cm² |
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クリスタルプロ![]() |
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ヴィーナスワン![]() |
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熱破壊式脱毛機では産毛は脱毛できないって本当?
蓄熱式は低出力のレーザーを連続照射し、徐々に熱を溜め込み発毛組織を破壊する脱毛方式。
色素にレーザーを反応させる仕組みでない蓄熱式は、産毛との相性が良いです。
一方、熱破壊式はメラニン色素に強く反応する照射方式。
細く薄い毛にも色素が含まれているため、熱破壊式でも脱毛できますが、産毛には蓄熱式の方が効くと言われています。
医療脱毛に必要な施術回数やかかる期間は?
医療脱毛の施術回数ごとの脱毛効果の目安と、通う期間の目安は以下のとおりです。
回数 (通う期間) |
脱毛効果の目安 |
---|---|
3回 (約半年) |
毛が目にみえて減ってくる |
5回 (約1年) |
自己処理の頻度がかなり減る |
7回 (約1年半) |
自己処理が不要になる |
10回 (約2年) |
ツルツルの肌(※1)に近づく |
- 脱毛効果には個人差があります。
- 1.自己処理が不要な肌
脱毛完了までに必要な回数は、希望の仕上がりや部位によって異なり、個人差があります。
およそ3回通い終えたあたりから、自己処理の頻度が減ったと感じ始める方が多いです。
多くのクリニックでは5回を基本の回数に設定していますが、自己処理が不要なツルツル肌を目指す場合は、7~10回程度が回数の目安。
また、体毛は毛周期と呼ばれるサイクルを繰り返しており、この周期に合わせて通うことになるため、施術の間隔を2~3ヶ月ほど空ける必要があります。
そのため、5回通うのに約10ヶ月~1年程度、7~10回通うには1年半~2年近くの期間がかかります。
30代女性
★★★★★5
契約時期:2020年6月
契約内容:VIOのみ/契約料金:約10万円
上記の満足度を評価した理由を教えてください。
すごく対応が良かったです。男性との仕切りもしっかりされてて通いやすい雰囲気でした。料金は少し高めでしたがアフターケアや機材の種類の多さ、脱毛の効果全てにおいて素晴らしかったです。医療脱毛ではリゼが1番おすすめです。
利用して感じたメリットは?
自己処理の回数が格段に減ったことです。清潔感にあふれたクリニックで、機材は選べないのですが、肌が弱い私に対して合う機材をセレクトしていただいていたように思います。おかげさまで1度目は痒みなどがありましたが、2回目以降は全くそのようなことはありませんでした。
利用して感じたデメリットは?
デメリットは特にありませんでしたが、強いて言えば料金の高さです。通常の医療脱毛クリニックと大きな差はありませんが、安い湘南クリニックと比べるとやはり高く感じてしまいます。ですがお値段なりの対応をしていただけます。